「オズの魔法使い」
ジュディ・ガーランド主演の「オズの魔法使い」が元旦の早朝にEテレで放映されていた。私が幼少の頃は、日曜日のお昼過ぎによく古い洋画が放送されていた。禁じられた遊び 太陽がいっぱい サウンドオブミュージック 自転車泥棒etc...。映画好きの母親と一緒によくみていたのを思い出す。
臆病なライオンは強さを、藁で作られた案山子は頭脳を、ブリキの人形はこころを、家出をしたドロシーは自分の家に戻れる事を、それぞれの願いをもって4人は旅にでる。
ところがすでに、ライオンは勇気を、案山子は知恵を、ブリキは優しさを、そしてドロシーは家族を想う気持をもっていて、ただそれに気がついていなかっただけ。
魔女に立ち向かっていくなかで、4人それぞれが自分の中の隠れていた部分を素直に出せるようになり、だんだんと自信をもった生き生きとした表情に変わっていく。観ているこちらも幸せな気持になれる、まさに古き良きハリウッド映画。
余談ですが、私がはてなIDで使っているPelangiはインドネシア語で虹という意味。虹つながり(!)ということで、この映画を元旦に観れてよかったです。
※2019年にはその後のジュディ・ガーランドの波乱の人生を描いた映画「ジュディ虹の彼方に」が公開されている。