自分軸で生きる
「楽しい」とは、一体どういう状態のことをいうのでしょう。
楽しい時間はあっという間に過ぎる、という言葉があるように、時間が短く感じるような体験のことをいうのでしょうか。
でも、悠久の時を感じるといった、いつもよりゆったりと流れる時間にも、私たちは楽しさに近い感覚をもちえます。
「楽しい」は時間の長さでは推し量れないようです。
時間というのは私達人間が作った概念であって、決まり事の1つです。
私達がこの社会で生きていくには、時間という共通の概念にそった生活をしなければ、他の人達との共存が難しくなります。
世の中(世間や他人)という大きな概念の中にあって、私達それぞれが自分軸の時間を生きること、そのことが「楽しい」に繋がるのではないでしょうか?
一人でいても、大勢の中にいても、自分軸の時間を生きること。
自分軸の時間とは、自分の意識がきちんと働いている時間のことをいいます。
だから、一見辛く苦しいことのように見える勉強や仕事も、それが自分軸の時間だったら「楽しい」になるでしょうし、自分軸のもっている人間の集まりは、一人では得られないような違う次元の「楽しい」を感じることができるのだと思います。
世間軸や他人軸(誰かの押しつけや世間体)の時間だけで生きてしまうと、「楽しい」はどんどん遠ざかってしまいます。