怒りの出し方
人間は、意味もなく不当な扱いを受けたり、心や身体を傷つけられたら、相手に対して怒りの気持がわくのが当然です。
怒りは自分の身を危険から守るためにも、自然で必要な感情です。
ただし、関わる人や場所によっては、怒りの出し方にはかなり気をつけないと、自分自身を不利な状態にしてしまいます。
湧き上がった怒りを無視するのではなく、怒りに飲み込まれずに上手に対処できるようになりたいものです。
バリ舞踊と深部感覚
私達の身体には、約260個の関節があるといわれています。
股関節から小指の関節まで、大きさはいろいろ、関節の形もいくつかあって、その形によって動かせる方向が決まってきます。その関節を物理的に動かしているのが腱・筋肉になります。
「深部感覚」とは?
自分で腕を曲げたり伸ばしたりした時、動きに応じた身体の変化(身体の位置、運動の方向、重力の大きさなど)をキャッチするのが「深部感覚」です。
私達が、目を閉じていても自分の腕の位置がわかるのは、この深部感覚が働いているからなのです。でも、この深部感覚を普段意識して生活している人はあまりいないのではないでしょうか? 深部感覚は、あえて自分で意識しないとなかなか気づくことのない感覚ともいえます。
「踊り」と「深部感覚」
肩を上げ下げしたり、腕を曲げ伸ばしするだけの単純な運動を50回繰り返したとします。単純な動作は、頭を働かせなくてもできてしまうので、多分20回くらいから、頭の中は「めんどうくさいなぁ、疲れたなぁ」とか、他のことをぼんやり考え始めます。
バリ舞踊は「8の字」を描くような動きが多いのですが、「8の字」を描くには関節を回したり、捻ったり、複雑な動きが必要になってきます。
この複雑さが、身体の内側(深部感覚)に意識が向くきっかけとなり、そして自分の身体を知る楽しさへとなっていきます。
騙さない 騙されない
私は、ある人に騙されたと思っている。
自分の大切なものを壊されたと思っている。
その人への怒りや憎しみの炎を、ずっと消え去ることができないでいる。
よりによって、その人との縁が自分の父親によって作られたという事実がつらい。
負の感情をずっと抱えている、そんな自分が嫌で嫌でしょうがなかった。
現状を変えたくても変えることができない、自分自身の無力さに苛まれていた。
気がつくと怒りの矛先がその人を通して自分自身にも向かっていた。
その人を許せないということは、自分自身も許せないということ。
騙すより騙された方がいいって、本当なのかな?
それは、自分で自分を守れなかった人間の負け惜しみのようにも思える。
いや、そう思うことで納得ができるのなら、それはとても平和的だけど。。。
自分の大切な人が被害にあった場合、本当に心からそう思えるものなのだろうか?
私には無理だった。
ではどうしたらいいの? 最近やっと辿り着いた私なりの答えがある。
「人を騙してはいけない、それ以上に人に騙されない努力をしなければならない」
他人にも自分にも、正当な怒りには逃げずに立ちむかいたい。
それが結果的には、捻れた怒りや恨みを生みださないことに繋がると思う。
「エース」
GOING UNDER GROUND×メレンゲ
1月24日「青山 月見ル君想フ」での配信ライブ視聴
とてもよかった。バンドっていいなぁ。
昨年からずっと大変な状況が続いているけど、頑張って欲しいです。
メレンゲというバンド、ご存じでしょうか?
クボケンジさんの作る曲は、繊細で音作りの細部にこだわりがあって、どの曲を聴いていても飽きることがありません。
歌詞にも独特の世界感があって、秀逸なアーティストだと思います。
今日のライブでメレンゲが最後に演奏した「エース」という曲。
クボさんの歌い上げる姿もあいまって、いつもよりこころに沁みました。
歌詞に「虹」がでてくるのですが、あらゆる人への応援歌として大好きな曲です。
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いつだって僕らは生まれ変われる
なんかなんか 胸が熱くなって
何回でも明日はくるぞ
いつかきっと目の前に虹がかかるよ
いつか? いつだ?
なんか妙に胡散臭いな
裏返して まだ使えた声
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CDアルバム「CAMPFIRE」 珠玉の名曲揃いです
※配信は1月31日まで視聴可能、バンドサウンドが好きな方は是非!