踊るひきこもり

からだとこころについての備忘録

「バリ舞踊」の動きと姿勢

普段は運動に携わるしごとをしています。

プログラムの最初に、ウォーミングアップとして体操を取り入れることが多いのですが、できれば柔軟性や協調性を高めるのに「バリ舞踊」を使ってみたいとずっと思っていました。

このブログでは「バリ舞踊の動きや姿勢は、身体のコンディショニングを整えるだけでなくマインドフルネス効果も期待できるぞ」という私の考えを、その効果のほども含めてお伝えしていきたいと思っています。

 

 

「バリ舞踊」の動き・姿勢の特徴

最初にとりあげたいのが「手首」です。バリ舞踊は、常に指を立てた状態で手首を回旋させます。手の動きにフォーカスすると、手のひらでいつも何かを押したり引いたりしているようにもみえます。

この手首の動かし方で、バリ舞踊はCKC(閉鎖性連鎖運動)OKC(開放性連鎖運動)両方の運動が見事に合わさった動きになっています。

 ※CKC(閉鎖性運動連鎖)両手足の先が固定された状態での運動。腕立て伏せやスクワットなど

※OKC(開放性連鎖運動)両手足の先がフリーな状態での運動。アームカールやレッグエクステンションなど

 

私が「バリ舞踊」をコンディショニングツールとして勧める大きな理由は、身体の安定性と柔軟性の両方にアプローチできるからです。

 

 

 

 「基本の動き/肩~腕~手の動き」

同じ動きを前後で撮っています。まずは画面をみながら動きを真似てみて下さい。

ある特定の筋を動かすのではなく、身体の繋がりを感じて動かすことが大切です。

何回がやって慣れてきたら、特に肩甲骨の動きを意識して動かして下さい。

 


肩甲骨