踊るひきこもり

からだとこころについての備忘録

まずは肩甲骨から

 

寝たきりの高齢者は、常に背中を布団に押しつけて寝ているので、背中が平たい板のようになるか逆に亀の甲羅のように丸まっている人が多いです。

背中の筋肉には胸郭を動かす働きもあるので、そこが硬いと深い呼吸ができなくなります。血液の巡りが悪くなり、ちょっと動くだけでも疲れやすくなります。そうなると、動くことが面倒になり更に身体は硬くなり、、、寝たきり生活でおこる悪循環のパターンです。これと同じようなことが引きこもりがちな生活でも起こってくると思います。

身体が硬く柔軟性を失うと、私達の感覚はどんどん鈍くなってきます。感覚が鈍くなりフィードバックが得られなくなると、今度は自分の身体の状態がよくわからなくなっていきます。

身体は毎日少しずつでも動かしていけば必ず変化していきます。

大切なのは、動かしている部分の状態を常にモニタリングしながら行うことです。

どこをどう動かせばいいかわからない人は、とりあえず肩甲骨を動かしてみましょう。

 

動かし方についてのポイントをこれから少しずつお伝えしていきたいと思っています。

 参考までに ↓

f:id:pelangi77:20210108220256j:plain